• 最新ツアー検索
  • ショップガイド
  • ダイビングスポット
  • 水中写真・動画
  • ランキング
  • ダイビングSNS『うみもぐら』
  • ダイビングの初め方
  • 環境問題
  • プレゼント
  • ダイブネット編集部Blog
  • 今月の特集
  • リンク

2010年12月28日火曜日

「生物ビジュアル資料 深海魚」!


こんにちは、茂木です。
今年もあと少しですね。あー早かった(汗。みなさまには大変お世話になりました。

さて今日は、一年の終わりに特に関係ない話題を。最近買ったお気に入りの本の話です。
上の写真を見てください!黒バックに恐ろしい顔した深海魚が並ぶキョーレツな表紙…。これ本屋にあったら気になりませんか?私は先日本屋で見つけ、一瞬凝視しました。なんだこれ!?気になったので中をみると、いろんな角度から撮りおろした深海魚の写真がたくさん。価格も2,500円(税別)とお手ごろだったので、即購入しました。

じっくり見てみると、写真はほぼ標本写真なのですが、普通の図鑑とは違うアングルから魚を撮影したものなので、とても面白いです。まさにビジュアル本!
それもそのはずで、本書はイラストレーターなどクリエーターのためのビジュアル資料として作られたものなのですね。
ってことは、深海魚をキャラクターのデザインリソースにするってことだけど。私にはエイリアンみたいな怖~いのしか想像できない…。実際本の中には、韮沢靖氏が手がけた深海魚デザインキャラが登場します。やっぱりセンスが違う。カッコイイんです!私は女子だけど、小さいころ戦隊モノが好きだったのでかなり惹かれました。

本書は、深海魚105種類を掲載。各深海魚がどこの博物館に所蔵されているかリストも付いてます。
あえて少し残念な点をいえば、深海魚たちがいかにも標本らしい色をしてるところでしょうか。とはいえ、標本以外のもので撮影しようとするのは至難の業ですが…。魚本来の色は想像するとして、生体の細部まで写真で見られちゃうのは嬉しいものです。

監修・執筆は、千葉大学中央博物館の宮正樹博士と、佐土哲也博士。
撮影は、写真家・松沢陽士氏。
ビジュアル監修・写真セレクションは、仮面ライダーなどのキャラクターデザインで知られる、韮沢靖氏。と豪華な顔ぶれ。

気になる方は、下記詳細です。

グラフィック社
http://www.graphicsha.co.jp/shosai.php?snumber3=1019

アマゾンからご注文の方は
コチラ

2010年12月20日月曜日

深海生物ふれあい祭り!!開催中。


こんにちは、茂木です。
久しぶりのブログ更新となってしまい、すみません。

さて先週、私は西伊豆にあるあわしまマリンパークに行ってきました。

当館から、またまたスゴイ企画が登場したのです!
その名も「深海生物ふれあい祭り!!」。おそらく世界初。マジで、深海魚にサ・ワ・レちゃいます。

いま淡島水族館2Fには、深海生物が大集合中。
トガリツノザメや、巨大タカアシガニ、ヒラアシクモガニなど、珍しい深海の生きものがたっくさん。






でもこれだけで終わりじゃないですよ。なんと、タッチできるんですー。これまでウニやヒトデが入っていたふれあい水槽には、深海生物が!


例えば、ぬるぬるベトベトのヌタウナギ。これがごっちゃりいる中に、手を入れられます、って何かの罰ゲームみたいで気持ち悪い…。いやいやこれも体験です。


続いて、大きいダンゴムシみたいなフォルムが特徴のオオグソクムシ。一時水族館でもブームになっていたので、見たことある方も多いと思います。大抵の方は、気持ち悪いと言いますが、なぜか私は非常に好きでして…。今回ぜひ!ということで触らせていただきました。そしたら予想通り、硬かった(笑。さらに裏返してみると、腹部末端に遊泳肢を発見(下写真・右の個体)。これを使って器用に泳ぐ姿を見て感激しちゃいました。やっぱり見て、触ってはじめてわかることがいっぱいあります。気持ち悪いと思っていた生き物でも、触ることで急にかわいくなったりするから不思議ですよね。


その他、トゲトゲしさ満点のイガグリガニにも触れるとか。どれだけとんがった奴なのか、血がでない程度に気をつけて触ってみましょう。実際触ってみると、こんな危険な奴を襲うものはいないんじゃないかって思うくらい痛いかも。


さらに、ナヌカザメやタカアシガニにも触れ合えます。


それにしても、展示するだけでも一苦労な深海生物を、触らせちゃうなんて斬新すぎると思いませんか?深海生物の中には、環境の変化に強いものとそうでないものがいて、今回触れ合えるのは、比較的強めの生物のようです。が…その裏には飼育係のたゆまぬ努力がありました。

深海生物を展示したり、触れ合ってもらうためには、常に生物を調達しておかなければなりません。そのために、当館では業者から購入することもありますが、基本的には、戸田(へだ)で深海魚漁を行っている「光徳丸」さんの船に便乗させてもらい、食用に適さない生物を譲ってもらっています。
日によっては船が揺れたり寒かったりで、結構過酷な状況もしばしば。船上で下を向いて生物を選別する作業だけでも馴れないととても大変です。実は、私もこの生物採集に同行させていただいたので、後日その様子をお知らせいたします。

とにかく、こんな体験はめったにできない!深海生物好きさんは、お見逃しなく。


あわしまマリンパークの館長ブログ
http://marinepark.jp/blog/index.php?itemid=1502

または
スタッフブログでも紹介中
http://www.marinepark.jp/cgi/aqua/diary.cgi

2010年12月14日火曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第27回を更新しました


第27回目は、西表島で「ミスターサカナダイビングサービス」を経営しているサカナさんこと、笠井雅夫さんです。




素潜り漁師からダイビングガイドへ転身したことや、30年以上見続けている西表の海などについて語っていただいておりますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=16152
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年11月26日金曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第26回を更新しました


第26回目は、ダイブネットでコンテンツ制作などを行う茂木みかほです。
日ごろからこちらのスタッフブログで、海や生物のことを勝手気ままに綴らせていただいておりますが、今回おこがましくも登場させていただきました。


海や川をフィールドに生物観察に没頭する日々のことや、大好きな志津川の海について語っておりますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=16041
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年11月22日月曜日

八景島のジンベエザメに会いに。


こんにちは、茂木です。

先月10月5日に、八景島シーパラダイスにて展示公開されたジンベエザメを、みなさんは見に行かれましたか?結構話題になってますよね。

私は先週末、見てきました!ジンベエザメは、今までいくつかの水族館で見ましたが、こんなに近くで見たのは初めて。さすがに感動しました。このジンベエくんは、千葉県館山市の定置網にかかり、波左間のいけすで飼われていた個体です。そのせいもあってか、非常に落ち着いた様子で泳いでいました。現在、体長5m弱でまだまだ大きくなります。

今回の展示にあたり、定置網にかかったジンベエザメを飼育するのは「かわいそう」と物議をかもしておりますが、八景島では最善の飼育に努めつつ、ジンベエザメの新たな生態の解明に取り組んでいます。

私も自宅で魚を飼っていますが、生きものはじっくり観察してみなければわからないことがたくさんあります。今回のジンベエザメについていえば、水槽内で想像以上に小回りのきいた泳ぎ方をするのが確認されています。これは大海原ではなかなか気付きませんよね。さらには、餌のオキアミを水槽に入れると、それを目視して寄ってきたり、プール内で動くものに反応するため、とても目がいいのでは?と考えられているようです。脳自体はそんなに大きくないようですが、実は予想以上にいろんな能力にたけた生物なのかもしれません。そしてこのジンベエザメは、沖縄の美ら海水族館のジンベエザメと同様、DNA鑑定をしているのだとか。そうすることで、どの辺から回遊してきたかなどを調査するのに役立つそうです。



餌は1日4回、柄杓でオキアミを与えているそうです。
ジンベエさん、よく食べてました。水ごと吸い込んで、エラから大量の水だけが濾されて出てくるシーンはなかなか迫力があります。まさに、どぅわ~っといった感じ。





「立ち泳ぎ」で食事するのは他館でも見たことがありますが、普通に泳ぎながらの食事風景は初でした。飼育係りにもよく馴れていて、びっくり。



ちなみに清掃ダイバーの吐く泡に興味をもって寄ってくるのだとか。うらやましいなぁ。

実は見ての通り、ジンベエザメが入っているのは、ショープール。そのため現在イルカショーは行われていませんが、アシカやセイウチ、ペンギンが出るショーは開催されています。
イルカについては、カマイルカがジンベエザメにぶつからない範囲でジャンプの練習を繰り広げていました。これは公開トレーニングという形で、一般のお客様も見学できます。現在はまだ行われていませんでしたが、後にシロイルカもトレーニングをしていく予定だそう。トレーナーの解説つきなので、ぜひご覧ください。面白いですよ。



現在八景島では、ジンベエザメとイルカたちが混泳できるようにトレーニング中なのです。これまでイルカはイルカプールで、ジンベエザメは魚類と一緒に飼われるのがスタンダードでした。もしコレが実現したら、水族館でまた新たな一歩が生まれます。他にそんなことしている水族館はありませんので。今後に期待しましょう。

そして近日、さらなるサプライズがやってくるのだとか!詳細は、コチラをチェックしてくださいね。

最後に、私的にヒットだったことを。ちょっとマニアックですが…。ジンベエザメの口角の膜を見られたことです。口を動かすごとに器用に閉じたり開いたりするのを見て、機能性高い体の構造に惚れ惚れしました。間近で見学できるからこそ気付いた特徴でした。あとは鋭く上を向く尾びれもカッコよかった~。



ショー会場に溢れんばかりのお客様。ジンベエザメの人気ぶりをうかがわせます。本当に触れそうなくらい近くで見られるので、思う存分見て、写真撮影に臨んでみてください。

2010年11月15日月曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第25回を更新しました


第25回目は、グラビアアイドルで舞台やドラマでも活躍中の伊藤えみさんです。



「シーパス」のイメージガールになったのを機に念願のダイバーになったことや、海に潜り感動したことなど語っていただいていますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=15947
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年11月8日月曜日

イルカと私


こんにちは、茂木です。末端冷え性の私には辛い季節となってきました。みなさん、いかがお過ごしですか?

さて何日か前に、御蔵島に行ってきたことをお伝えしましたが、その件で嬉しいことが発覚!
なんと同行した新野さん(本サイトで、干物の記事や、荒俣宏先生とのセブ旅行の記事などを書いていただいている)が、ミナミハンドウイルカと私の写真を撮ってくれていたのです。しかもフィルムカメラ「ニコノス」で。臨場感溢れるステキな写真ですよねー。嬉しい記念となりました!
実は今回、特に「私の写真を撮ってください」とお願いしていたわけでなく…新野さんが撮影しようとする先に、たまたま私がいることが多かったために、頻繁に写り込む結果に(ゴメンナサイ…)。そのうちの何枚か、新野さんのご好意でちゃんとしたものを撮っていただきました。ほんと、ラッキーです笑。水中で自分を撮ってもらうことはめったにないので、嬉しくて♪上の写真は、一頭のイルカが、私の周りをくるくる回って遊んでくれたときのものです。結構近くに寄ってきてくれたんですよね。あ〜写真を見て、また御蔵島のイルカに逢いにいきたくなってしまった。
新野さん、ありがとうございました!!

2010年10月26日火曜日

小田原魚市場のセリ現場へ突撃!


こんにちは、茂木です。
去る10月16日、小田原魚市場でセリを見学してきました。今回は特別に、魚國商店の代表取締役社長・古川さんにご案内いただきました。



魚市場がある小田原漁港といえば、個人的に馴染み深い場所。ダイビングで早川や伊豆方面に行く際、構内にある食堂に立ち寄ったり、はたまた土曜日に開催される一般人向けの朝市に出かけてみたりで。ここに行けば新鮮でおいしい魚に出会える!そんなホットな場所です。


本格的なセリを見るのは初めてだったのですが、いろんな種類の魚が所狭しと並べられていて、とにかく楽しい!終始興奮しっぱなしでした。
セリ人たちは、次々と場所を移しながらさまざまな魚介類を競り落としていきます。市場内は活気で溢れかえっていました。その活気にもまれながらも、セリ人が出す指の数が何を意味しているんだろうなぁ、なんてじっと観察していました。
小田原魚市場のように伝統的なやり方でセリを行う地方の魚市場は、今はとても少ないようです。この日は、海で獲られた魚にどうやって値がつけられていくか、実際見ることができとても勉強になりました。



次々と出荷されるたくさんのアジです。



つい見入ってしまったミシマオコゼ。ダイビングでは「スターゲイザー」の呼び名で、人気の魚ですよね。食べても◎。



獲れたてのヤリイカは色が透き通っていてきれい~。イカにもおいしそう…。


他にもこんな変り種も。ネコザメとシマウシノシタ。食べるというより、飼いたい魚ですね。

その他、普通は冬~春先くらいまで獲れるはずのホウボウが、最近では秋口まで獲れるなど、奇妙なことが起こっていることも教えていただきました。確かにここ最近、魚の旬が狂ってしまっていますよね。魚市場は、海の環境変化を敏感に感じる現場でもあるのです。

私自身、自分が食べるものがどうやって口まで運ばれるのか、大変興味があります。それが魚であろうが野菜であろうが、水でも何でも。それを知ると、食べ物をいただくときに感謝の気持ちが増して、おいしく食べられるような気がします。今回はそんな意識を再確認させてもらえる貴重な機会でもありました。ぜひみなさんもチャンスがありましたら、小田原漁港に出かけてみてください。土曜日の朝市では、一般の方でも魚を買うことができますよ。ちょっと早起きをがんばれば…。

「小田原漁港の朝市」詳細はコチラ

御蔵島で、ドルフィンスイム。


こんにちは、茂木です。
お天気がパッとしませんね。青空が恋しいです。さて私は先週末、ずっと行きたいと思っていた御蔵島に、やっと行くことができました。
久しぶりの船旅に、テンションを上げながら出発。したのはいいのですが、天気が微妙…。条件付きでの出航となりました。無事島に降り立てるか不安でいっぱいでしたが、奇跡的にフェリーが着岸、晴れて上陸できました☆敏腕船長さんのおかげです。ありがとう、船長さん!
そこからはじまり、海がうねうねの中実施したドルフィンスイムでは大感動。聞くのと体験するのでは全然違いますね。もう少し海が穏やかならなぁ…と思いましたが、自然相手でイルカに遭えたことだけでもスゴイこと。いろんなものに感謝しました。
海で野生のイルカと一緒に泳いでいたら、自分がすごくシンプルになっていくのがわかりました。余計なことは考えず、ただ目の前にいる彼らに近づきたいと思いました。最初は粗末な機材ながらも、イルカの写真を撮りたくてがんばっていましたが、イルカたちが思ったよりも近づいてきてくれるので、もっと一緒に遊びたくなった。途中からはカメラは気にせず、息の続く限り中層でたくさんアソビました。なんだろう、あの距離感は。触れなくても、すごく近くに感じました。彼らの動きとシンクロすると、自分がその世界に溶け込めているようで、妙に嬉しかったりました。体は疲れているはずなのに、何度でも彼らと遊びたくなり、海に入りました。
御蔵島の人は「イルカは玉石(御蔵島の海岸にはこれがたくさん転がっている)のようなものだ」と言ったようですが、当たり前のようにイルカがいて、本当に羨ましい環境です。ずっと守っていきたいですね。

今回は山での体験もしました。南郷というところで、電気も水道もガスもない古民家生活をし、朝型にはオオミズナギドリを観察しました。巨樹の生える森の雰囲気も、大好きになりました。

上の写真は、海に入って最初に出会ったミナミハンドウイルカの群れです。朝早かったからゆっくり並走していました。まだ寝ていたのかな。。

このドルフィンスイムの詳細は、近々記事にして掲載予定です。お楽しみに。

2010年10月21日木曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第24回を更新しました


第24回目は、エクアドルにある少人数向けのエコツーリズムを提供している会社「スールトレックツアーオペレーター」の山田 陽介さんです。



エクアドルの自然や人の温かさなどに魅了されてからそこに根を下ろすまでの経緯や、一番感動した海「ガラパゴス」について語っていただいていますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=15819
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年10月18日月曜日

「アメリカのパイを買って帰ろう」イベントが開催


こんにちは、茂木です。
今日はもう一つ、沖縄の本に関するイベント紹介を。

ダイバーのみならず、多くの人に愛されている『沖縄』という地。
みなさんは、沖縄についてどれくらい知っていますか?

沖縄がアメリカ統治下にあった1945~1972年の27年間。沖縄には、パスポートがなければ入れない時代がありました。つまり「アメリカだったころの沖縄」があった。そして沖縄の人はその頃のことを語りたがりません。真実が明かされないできた27年間。
その長い沈黙を破るべく、あえて現地取材に踏み切り、地道な努力でノンフィクション・エッセイを書き上げた方がいらっしゃいます。その方こそ、『アメリカのパイを買って帰ろう ―沖縄58号線の向こうへ』の著者・駒沢 敏器氏であります。ご存知の方も多いかもしれませんね。
本作品は、27年間、言葉、食べ物、建材、教会、ラジオなど、暮らしの様々な場面において、沖縄が「アメリカ的」なものとどのように向き合い、取り入れながら生きていったか。数多くの実例や証言から「沖縄のアメリカ文化」の背景とその独自性を鮮明に描き出しています。

今回のイベントでは、駒沢 敏器氏が、著書をテーマとしたトークショーを行います。
またゲストには、本にも登場する沖縄コザ(現・沖縄市)のロッカー、ローリークック氏が登場し、ギターライブを開催。アメリカン・ミュージックとオキナワン・ソウルの融合を肌で感じてみませんか?
私も大好きな沖縄のことをもっと知りたいので、参加できればと思っています。ご興味ある方はぜひ☆

日時:11月18日(木)、19時開場、20時開演
会場: 『新世界』港区西麻布 (予約、お問い合わせは『新世界』へ)
料金:3500円+ドリンク代
出演:トークショー/駒沢敏器  ライブ/ローリークック

■駒沢 敏器
こまざわ・としき 1961年東京生まれ。雑誌「SWITCH」で編集者を経て、フリーランスの執筆、翻訳業として活動を開始する。主な著書に「語るに足る、ささやかな人生」「地球を抱いて眠る」、ボブ・グリーンや、ジェイ・マキナニーなどの訳書がある。

『海の生物を知ろう』展が開催!


こんにちは、茂木です。
とっても面白そうなイベントを見つけたので、ご紹介。

クジラの生態からマグロの養殖まで、海の生き物がまるわかりなイベントに出かけてみませんか?最先端の研究者のお話が聞けます。
きっと奇想天外、目からウロコな話題に出会えるはず。
興味のある方は、今週末、日大藤沢キャンパスへ☆

日 時:平成22年10月24日(日)13:00~17:00
場 所:日本大学生物資源科学部本館3F(http://www.brs.nihon-u.ac.jp/access_map.html
入場料:無料

詳細はコチラ

2010年10月11日月曜日

八景島にジンベエザメが!


こんにちは、茂木です。
3連休はいかがお過ごしでしたか?天気がいまいちでしたが、最終日は気持ちよく晴れましたね。

さて、もう知っている方も多いと思いますが、横浜・八景島シーパラダイスに、ジンベエザメがやってきました。
千葉県館山市の定置網に迷い込んだオスのジンベエザメを、今月5日から展示しています。体長は4.5mだそうですよ。まだまだ大きくなりますね。

私は最初ジンベエがやってきたと聞き、「え!?あんな大きい魚体がどこの水槽に入ったんだ?」と考えてしまいました。八景島の館内の大水槽は、ジンベエが入るにはちょっと狭いし、別館の水槽だと深さが足りないだろうし…。結果、ショープールに展示していることがわかりました。なるほど、確かにそこならなんとか、ってショーはどうなるんだ?と思っていたら、イルカ、クジラは出演せず、セイウチ、アシカ、ペンギンで行なっているようです。

東日本では今回が初展示となり話題を呼んでいますが、少しでも長く元気でいてほしいなと思います。飼育係さんにもがんばってほしいですね。

今年は日本各地でジンベエザメ出現のニュースを聞きましたが、もしかしたらメキシコ湾の重油流出の影響で、ジンベエザメが回遊ルートを変えた可能性もあるんじゃないかな?とか思ったりしてます。
何はともあれ、世界最大の魚類・ジンベエザメ、やっぱり見たいですよね。というわけで、近々見学にいく予定です。みなさんもぜひ☆

ジンベエザメの展示詳細についてはコチラから。

2010年10月8日金曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第23回を更新しました


第23回目は、海洋調査会社・海洋リサーチで、生物の生態調査などをされている井上昌宏さんです。



航空整備士から海洋調査員へと転身した理由や、奄美の海での感動体験などを語っていただいていますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=15713
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年9月29日水曜日

『ヒメメリベ(旧メリベウミウシ)』について


こんにちは、秋になり食欲全開の茂木です。
ダイビングするにはいい季節となってきましたね~。

さて、今日はダイバーにも人気のウミウシについての話題を。といってもどちらかというとキモカワ系の『ヒメメリベ(旧メリベウミウシ)』について、勝手に語らせていただきます。
ちなみに「ヒメメリベ」は「メリベウミウシ」と呼ばれていましたが、少し前に「メリベウミウシ」は「ヒメメリベ」、「ムカデメリベ」、「クロメリベ」の3種に分類されたのだとか。今回の個体はおそらく「ヒメメリベ」なので、以下そう呼びます。

先月のことですが、三浦半島の某所に夜釣りに行った際、海面で変な動きをしている生き物を発見!ナンダナンダ?と思い衝動的に網ですくってみると…なんとヒメメリベさんではありませんか。

アマモ場や石の下にいるのは見たことがあるけれど、夜に海面散歩してるとは知りませんでした。しかもこの日、同種が3匹もふわふわと海面を漂っているのを目撃しました。
個人的にツボにはまった生物はずっと見ていたい方なので、家にある水槽で飼ってみることに。
ウミウシは餌がわからなくて飼育が難しいというけれど、ヒメメリベは甲殻類を食べるからきっと大丈夫だろう、と意気揚々に飼育を開始。

そして小さめなスジエビを入れておいてあげたら、結構食べるのでありました…。自身、海藻でも装ってるつもりなのか、エビが体に付いても我関せず、口の近くにきた瞬間あの大きな口でぽわ~んと包み込んでしまうんですよね。こう言ってはなんですが、その光景が結構ドラマチック。

みなさんも夜の浮遊体には注意して見てみてください。意外な生物が発見でき、面白いですよ。

2010年9月23日木曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第22回を更新しました


第22回目は、タイ国政府観光庁のインフォメーションオフィサーとして、タイの魅力を日本に広めるお仕事をなさっている桑木友子さんです。



シミランクルーズでダイビング・デビューしたときの体験談や、タイの海の魅力などを語っていただいていますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=15638
(閲覧するには、うみもぐらへのログインが必要です)

2010年9月14日火曜日

南伊豆・ヒリゾ浜で、シュノーケリング


こんにちは、茂木です。
だんだん聞こえてくる虫の音が、秋っぽくなってきましたね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

私は先週末に、いまやシュノーケリングポイントとして有名になった、南伊豆のヒリゾ浜に行ってきました。
実はココ、伊豆なのに、エダサンゴが見られてしまうワンダフル・ポイントなんですよね!そして抜群の透明度も魅力!友人に教えてもらってからずっと行ってみたかったのですが、今回やっと訪れることができました。そんなわけで、簡単にご紹介します♪



ヒリゾ浜には、伊豆半島の最南端・中木から船でいきます。上の写真は中木の船着場です。始終渡し船が往来していて、乗船券(大人1000円)さえ買えば好きなときに乗ることができます。ヒリゾ浜にトイレはないので、必要な場合にはまた船に乗って中木まで戻ることもできます(乗船に関して追加料金はありません)。ちなみに、ヒリゾ浜に渡れる期間は6月20日~9月30日と決まっているので、要注意。



乗船して3~5分でヒリゾ浜に着きますが、ビーチを見て意気消沈。すごいテントの数なんです。人が多すぎる…あまりのスペースの無さに、ふと氷上でひしめき合うセイウチを思い浮べてしまいました…。こんなに人がいるシュノーケリングポイントは初めてです。なにせいつもはできるだけ人を避けたポイントでやっているので(汗
ビーチはゴロタ石で埋め尽くされているのでバランスを崩しやすく、水に入るまで少し大変です。でも一度入ってしまえば、こっちのもの。


目の前をニザダイがどぅわ~っと通り過ぎていきます。そして次の瞬間、みんなで藻をついばみはじめ…と、このマイペースな感じが好感もてますよね。


季節来遊魚もいましたよ。ミナミハコフグ(幼魚)と、チョウチョウウオ。



ドロップオフには、イボヤギやキサンゴの仲間が群生してました。その周りにはソラスズメダイが乱舞していて、色の共演がなんともきれいだった~。この辺はかなり潮通しがよく、油断すると流されます。水温もちょっと低かった気が。たぶん22~23℃。周りの女性陣は結構ブルブルしてました。私はウエットスーツを着ていたから、若干余裕でしたが。。


それからサンゴイソギンチャク。私が見たものには、残念ながらクマノミは居着いていませんでした。カクレエビがいて写真に撮りたかったのですが、素潜りで、流れの強い中コンパクトデジカメで撮影というのは、かなり厳しかったです…。こんな時こそ、タンクがあれば…と切に思うのでした。

肝心のエダサンゴは、いろんなHPなどに載っているので、あえて撮りませんでした…なので、詳しく載っているコチラをご覧ください。

正直、サンゴやイソギンチャクは、少し傷ついている気がしました。人がたくさん入る海域になってしまうとどうしても問題が出てきますよね。実際サンゴイソギンチャクを手でいじってる団体さんを見ました…。自分勝手な行動はしないでほしいです。生きものは密かにただそこで生きてきただけなのだから。邪魔はしないであげてほしいのです。


最後に~帰り道、西伊豆・井田のあたりで赤焼けに遭遇しました!海までピンクに染まっていて、本当にきれいでした~。伊豆はサイコーですね。

ヒリゾ浜に行くには、今年はあと少しのチャンスですが、あの透明度と魚種を体験したらきっとハマりますよ。