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2010年12月28日火曜日

「生物ビジュアル資料 深海魚」!


こんにちは、茂木です。
今年もあと少しですね。あー早かった(汗。みなさまには大変お世話になりました。

さて今日は、一年の終わりに特に関係ない話題を。最近買ったお気に入りの本の話です。
上の写真を見てください!黒バックに恐ろしい顔した深海魚が並ぶキョーレツな表紙…。これ本屋にあったら気になりませんか?私は先日本屋で見つけ、一瞬凝視しました。なんだこれ!?気になったので中をみると、いろんな角度から撮りおろした深海魚の写真がたくさん。価格も2,500円(税別)とお手ごろだったので、即購入しました。

じっくり見てみると、写真はほぼ標本写真なのですが、普通の図鑑とは違うアングルから魚を撮影したものなので、とても面白いです。まさにビジュアル本!
それもそのはずで、本書はイラストレーターなどクリエーターのためのビジュアル資料として作られたものなのですね。
ってことは、深海魚をキャラクターのデザインリソースにするってことだけど。私にはエイリアンみたいな怖~いのしか想像できない…。実際本の中には、韮沢靖氏が手がけた深海魚デザインキャラが登場します。やっぱりセンスが違う。カッコイイんです!私は女子だけど、小さいころ戦隊モノが好きだったのでかなり惹かれました。

本書は、深海魚105種類を掲載。各深海魚がどこの博物館に所蔵されているかリストも付いてます。
あえて少し残念な点をいえば、深海魚たちがいかにも標本らしい色をしてるところでしょうか。とはいえ、標本以外のもので撮影しようとするのは至難の業ですが…。魚本来の色は想像するとして、生体の細部まで写真で見られちゃうのは嬉しいものです。

監修・執筆は、千葉大学中央博物館の宮正樹博士と、佐土哲也博士。
撮影は、写真家・松沢陽士氏。
ビジュアル監修・写真セレクションは、仮面ライダーなどのキャラクターデザインで知られる、韮沢靖氏。と豪華な顔ぶれ。

気になる方は、下記詳細です。

グラフィック社
http://www.graphicsha.co.jp/shosai.php?snumber3=1019

アマゾンからご注文の方は
コチラ

2010年12月20日月曜日

深海生物ふれあい祭り!!開催中。


こんにちは、茂木です。
久しぶりのブログ更新となってしまい、すみません。

さて先週、私は西伊豆にあるあわしまマリンパークに行ってきました。

当館から、またまたスゴイ企画が登場したのです!
その名も「深海生物ふれあい祭り!!」。おそらく世界初。マジで、深海魚にサ・ワ・レちゃいます。

いま淡島水族館2Fには、深海生物が大集合中。
トガリツノザメや、巨大タカアシガニ、ヒラアシクモガニなど、珍しい深海の生きものがたっくさん。






でもこれだけで終わりじゃないですよ。なんと、タッチできるんですー。これまでウニやヒトデが入っていたふれあい水槽には、深海生物が!


例えば、ぬるぬるベトベトのヌタウナギ。これがごっちゃりいる中に、手を入れられます、って何かの罰ゲームみたいで気持ち悪い…。いやいやこれも体験です。


続いて、大きいダンゴムシみたいなフォルムが特徴のオオグソクムシ。一時水族館でもブームになっていたので、見たことある方も多いと思います。大抵の方は、気持ち悪いと言いますが、なぜか私は非常に好きでして…。今回ぜひ!ということで触らせていただきました。そしたら予想通り、硬かった(笑。さらに裏返してみると、腹部末端に遊泳肢を発見(下写真・右の個体)。これを使って器用に泳ぐ姿を見て感激しちゃいました。やっぱり見て、触ってはじめてわかることがいっぱいあります。気持ち悪いと思っていた生き物でも、触ることで急にかわいくなったりするから不思議ですよね。


その他、トゲトゲしさ満点のイガグリガニにも触れるとか。どれだけとんがった奴なのか、血がでない程度に気をつけて触ってみましょう。実際触ってみると、こんな危険な奴を襲うものはいないんじゃないかって思うくらい痛いかも。


さらに、ナヌカザメやタカアシガニにも触れ合えます。


それにしても、展示するだけでも一苦労な深海生物を、触らせちゃうなんて斬新すぎると思いませんか?深海生物の中には、環境の変化に強いものとそうでないものがいて、今回触れ合えるのは、比較的強めの生物のようです。が…その裏には飼育係のたゆまぬ努力がありました。

深海生物を展示したり、触れ合ってもらうためには、常に生物を調達しておかなければなりません。そのために、当館では業者から購入することもありますが、基本的には、戸田(へだ)で深海魚漁を行っている「光徳丸」さんの船に便乗させてもらい、食用に適さない生物を譲ってもらっています。
日によっては船が揺れたり寒かったりで、結構過酷な状況もしばしば。船上で下を向いて生物を選別する作業だけでも馴れないととても大変です。実は、私もこの生物採集に同行させていただいたので、後日その様子をお知らせいたします。

とにかく、こんな体験はめったにできない!深海生物好きさんは、お見逃しなく。


あわしまマリンパークの館長ブログ
http://marinepark.jp/blog/index.php?itemid=1502

または
スタッフブログでも紹介中
http://www.marinepark.jp/cgi/aqua/diary.cgi

2010年12月14日火曜日

リレーコラム『潜魂(もぐりだま)』第27回を更新しました


第27回目は、西表島で「ミスターサカナダイビングサービス」を経営しているサカナさんこと、笠井雅夫さんです。




素潜り漁師からダイビングガイドへ転身したことや、30年以上見続けている西表の海などについて語っていただいておりますので、ぜひご覧ください。

http://www.umi-mogura.jp/action/diary/diaryDetail?diaryPk=16152
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