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こんにちは、茂木です。
久しぶりのブログ更新となってしまい、すみません。
さて先週、私は西伊豆にあるあわしまマリンパークに行ってきました。
当館から、またまたスゴイ企画が登場したのです!
その名も「深海生物ふれあい祭り!!」。おそらく世界初。マジで、深海魚にサ・ワ・レちゃいます。
いま淡島水族館2Fには、深海生物が大集合中。
トガリツノザメや、巨大タカアシガニ、ヒラアシクモガニなど、珍しい深海の生きものがたっくさん。
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でもこれだけで終わりじゃないですよ。なんと、タッチできるんですー。これまでウニやヒトデが入っていたふれあい水槽には、深海生物が!
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例えば、ぬるぬるベトベトのヌタウナギ。これがごっちゃりいる中に、手を入れられます、って何かの罰ゲームみたいで気持ち悪い…。いやいやこれも体験です。
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続いて、大きいダンゴムシみたいなフォルムが特徴のオオグソクムシ。一時水族館でもブームになっていたので、見たことある方も多いと思います。大抵の方は、気持ち悪いと言いますが、なぜか私は非常に好きでして…。今回ぜひ!ということで触らせていただきました。そしたら予想通り、硬かった(笑。さらに裏返してみると、腹部末端に遊泳肢を発見(下写真・右の個体)。これを使って器用に泳ぐ姿を見て感激しちゃいました。やっぱり見て、触ってはじめてわかることがいっぱいあります。気持ち悪いと思っていた生き物でも、触ることで急にかわいくなったりするから不思議ですよね。
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その他、トゲトゲしさ満点のイガグリガニにも触れるとか。どれだけとんがった奴なのか、血がでない程度に気をつけて触ってみましょう。実際触ってみると、こんな危険な奴を襲うものはいないんじゃないかって思うくらい痛いかも。
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さらに、ナヌカザメやタカアシガニにも触れ合えます。
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それにしても、展示するだけでも一苦労な深海生物を、触らせちゃうなんて斬新すぎると思いませんか?深海生物の中には、環境の変化に強いものとそうでないものがいて、今回触れ合えるのは、比較的強めの生物のようです。が…その裏には飼育係のたゆまぬ努力がありました。
深海生物を展示したり、触れ合ってもらうためには、常に生物を調達しておかなければなりません。そのために、当館では業者から購入することもありますが、基本的には、戸田(へだ)で深海魚漁を行っている「光徳丸」さんの船に便乗させてもらい、食用に適さない生物を譲ってもらっています。
日によっては船が揺れたり寒かったりで、結構過酷な状況もしばしば。船上で下を向いて生物を選別する作業だけでも馴れないととても大変です。実は、私もこの生物採集に同行させていただいたので、後日その様子をお知らせいたします。
とにかく、こんな体験はめったにできない!深海生物好きさんは、お見逃しなく。
あわしまマリンパークの館長ブログ
http://marinepark.jp/blog/index.php?itemid=1502
または
スタッフブログでも紹介中
http://www.marinepark.jp/cgi/aqua/diary.cgi
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