パシフィコ横浜で開催されている『海のエジプト展』に行ってきました。
『海のエジプト展』は、紀元前700年から後800年まで、古代エジプトの「末期王朝」から「プトレマイオス朝」、さらには「ギリシア」「ローマ」時代へとつながる1500年間の歴史をたどる展覧会です。
ファラオの彫像や、ヒエログリフの刻まれたステラ(石碑)、スフィンクスや女神などの石像、金や宝石で彩られたアクセサリー、王の横顔が彫られたコインなどが展示されているのですが、この全てが地中海に面した街の海底遺跡から発掘された至宝です。
ただ発掘するだけでも大変そうなのに、その全てが海の中に沈んでいるとなると、発掘物を見つけ出して状態を維持したまま陸上に上げるまでに、どれほどの苦労がかかるか気が遠くなりますよね。
この『海のエジプト展』では、単に発掘物の展示にとどまらず、海洋考古学者たちがどのようにして発掘物を収集していたかがわかるように、水中での発掘の様子や使用する道具を展示してあるので、ダイバーにも必見の内容となってます!館内は撮影禁止だったので、写真は取れませんでしたが、会場のほぼ中央にある、水中でのダイバーの発掘の様子のジオラマは、必見です。
PADIのダイバーの方は、割引もあるみたいなので、ぜひパシフィコ横浜に足を運んで見てください。
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