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2011年1月31日月曜日

サカナをおいしく食べるためのイベント

こんにちは、茂木です。昨日は東京にもパラパラ雪が降りましたね。
寒くてぶるぶるしてましたが、私は東京海洋大学で開催された市民公開セミナー(ぐるなび主催)に参加してきました。下の写真は、当日展示されていた珍しい魚たちです。


テーマは「~もっとサカナを知る!~まだ食べたことのないサカナを勉強する会」。
ズバリ、漁で獲れても捨てられたり、地元の人だけに食べられる一般には出回らない「未利用魚・低利用魚」の利用方法や、魚の美味しい食べ方についてです。

漁でいっぱい獲れても、その魚がマイナーで一般消費者にニーズがないとされれば、捨てられてしまう現状…。本当は美味しいかもしれないのに、もったいないですよね。日本の年間漁獲量のうち30%もの魚が、実はこの「未利用魚」だそうです。こういった現状をどうにかしていこう、と立ち上がった魚の達人。


西潟氏(写真上)と、上田氏(写真下)。



今をときめくお二人。通称「雑魚(ざつぎょ)の達人」西潟正人氏と、水産庁加工流通課に勤めながら魚食普及に奮闘する上田勝彦氏です。

実体験に基づくお話は、お堅い感じじゃなく、わかりやすくためになる話ばかりでした。未利用魚をおいしく食べるには?ゲテモノを人気商品化するには?現代の魚バナレをどうしていくか?など。

ダイバーのみなさんは、海に行ったら、アフターダイブで美味しい魚料理を食べるのが楽しみじゃないでしょうか?新鮮なお刺身とか、脂がのった焼き魚とか最高ですよね~。
やはり「食」に関することは気になるもの。だってだって、おいしいものが食べたい!ですよね。でも本当は、みなさんが普段食べている魚以外にも、もっともっとたくさん美味しい魚がいるんです。

今回改めて知った、そんな目からウロコ情報の一部をご紹介します。

例えば、普段釣れても捨ててしまうような魚…ネンブツダイ、アイゴ、ゴンズイなど。これらも実は食べると美味しいらしいです。

福島では「ミズドンコ」と呼ばれる、見た目グロテスクなクサウオ(写真下)は、ゼラチン質でとっても美味しいとか。


特に卵巣(写真上)がおいしいらしい!卵巣を浅塩で漬けた後、お酒にちょっと漬けて食べると最高らしいです。最近ではこの魚のおいしさがわかり始め、福島の漁師さんも捨てることが少なくなってきたとか。見た目だけじゃ、わかりませんな。


トウゴロウイワシ(写真上)は、頭と内臓を取ったら、生のまま塩だけで食べるとおいしい!


ニザダイ(写真上)は、尾柄部の3の字の部分の棘に注意しそこを切ったら、刺身でも煮付けでもGOOD。磯臭さが多少あるけど、それも魚の風味だと思って食べるとおいしく感じる。


ヒイラギ(写真上)なんて、最近神奈川では「たたみイワシ」みたいに、「たたみヒイラギ」として食べるみたいです。

あー知らなかった…。日本には300種類くらい食用になる魚がいるっていうから、できるだけ食べてみたい!改心します。ぜひみなさんも、レッツトライ!

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