(C) 2009 180°SOUTH LLC.
こんにちは、茂木です。
最近、久しぶりにワクワクするドキュメンタリー映画を観ました。
『180° SOUTH』ワンエイティ・サウス。
ストーリーは、1968年、パタゴニアの創業者、イヴォン・シュナードと、ザ・ノース・フェイスの創業者、ダグ・トンプキンスが南米パタゴニアを目指して行った「人生最高の旅」から始まる。彼らの旅の記録は、16mmカメラに収められていた。
そして、その後1990年にたまたまその映像をみた青年ジェフ・ジョンソンが、自分もいつか二人のような旅をしたいと、それを実現させるまでのさまざまな出来事が描かれている。
大自然の映像と共にいろんなシーンが出てくるけど、今にも滑り落ちそうな雪山にアタックしたり、サーフィンでデカい波にロングライドするシーンはとにかくスゴイ。一般人の私から見ればかなりめちゃくちゃなのだけど、そこがまた面白かった。一瞬、なぜ命をかけてまでこんな危険なことをしたがるんだ?って思うのだけど、それを「する」気持ちもなんとくわかる気がした。
知らないところに行ってみたい、と思うことは誰にでもできるが、それを実現させるのはそう簡単じゃない。特に高峰の頂上を目指すには、相当の準備が必要だと思う。本作品では、ジェフ・ジョンソンたちがパタゴニアの高峰コルコバト山の登頂を実現させようと、さまざまなトラブルを乗り越えながら進んでゆく姿が描かれている。目標を達成することも大事だけど、何か予想外のことが起こったときこそ、彼らのように対処できる礎を自分の中にも築いてゆきたいと思った。
見終わると、どこかに行って何かやりたくなった。心が元気になったせいかな。
海とか山とかアウトドアとか自然。そうゆうのが好きでもそうでなくても、何かが残る、映画だと思う。いろんな人に観てもらいたい。
それから、BGMで流れるジャック・ジョンソンの曲は、映像によく合いとても心地良かった。おっきなスクリーンで、パタゴニアの風景をみているだけでも楽しいけど、何より映画を観ている間、自分も旅をしているような気になれてワクワクした。
そして最後の方に出てくる、イヴォン・シュナードの言葉「世の中のほとんどのことは、方向転換すれば解決する」が、頭の中でしばらくぐるぐるしていた。
今回、制作スタッフも豪華。ぜひご覧あれ。
映画『180° SOUTH/ワンエイティ・サウス』オフィシャルサイト
『パタゴニア』より、映画の最新情報
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