こんにちは、茂木です。5月23日(日)に、実物大のイルカを作るワークショップに参加してきました。海の環境教育NPO・bridgeさんが主催するプログラムで、御蔵島の等身大のミナミハンドウイルカを作って、生態や環境について学ぼうというものです。開催日当日は、たくさんの子どもたちが集まりました。イルカが大好きな女の子、自然の中で遊ぶのが大好きな男の子など、みんな元気いっぱい。エコプラザの木のぬくもりが温かいスペースに座り込んで、ワイワイ楽しく作業を行いました。簡単にご紹介します。
ワークショップが始まる前、スタッフに向け説明を行う、bridge代表の伊東さん。今回のプログラムの目的や進め方についてお話がありました。
4班に分かれて、スタッフとともにいざ制作開始♪まずはイルカの各部位の型紙をビニールに載せ、クレヨンでかたどっていきます。ちょっとくらいズレちゃっても気にしないのがコツ!
次にクレヨン線に沿って切り取り、切り取った型をイルカの形になるようにテープで貼り合わせていきます。
大体形になってきたら、ヒレを付ける部分には穴を開けておき、後で空気を入れたときヒレ部分も膨らむようにしておきます。ヒレを付けるときは、その位置や方向を子どもたちに映像で確認させ、どのように付けたらよいか考えさせます。
ヒレまで一通り付け終わったら、ドライヤーで口先から空気を入れてみます。ドキドキワクワク…見る見るうちに、立体的なイルカになってみんな大喜び。ヒレの位置は合っていたかな?
最後に目と噴気孔を付け、みんなでオスかメスか、名前も決めて出来上がり。縦にすると、こんなにおっきい。約2.2m!
ファシリテーターのミッチーさん(左)と一緒にイルカを作る子どもたち。
さらに御蔵島のおいしい湧き水を飲む体験も。ここではもう一つ等々力渓谷の湧き水が用意され、飲み比べができました。御蔵島の水はまろやかですっと体にしみ込む感じなのに対して、奥多摩の水は美味しいのですが少しクセがあり、いろんな栄養分が解けているんだなという印象がありました。これも貴重な体験。それに付随して、東京都にもこんなに美味しい水があって、みんなが今いる港区の辺りも昔は海だったんだよ、というお話がありました。体験を通し、想像力が膨らみました。
やっぱり自分たちで作ったイルカはかわいいです。子どもたちもより一層イルカのことが好きになったに違いありません。作り上げた後は、最高の笑顔をしてました。チームワークで作業を進めていくと、それぞれの子どもごとに自分の得意分野が生まれます。その個々の良さを周りが認めて、イルカを作り上げるという一つの目標に向かい一致団結していくんですよね。みんな夢中になって一生懸命やっているのを見て、こうゆうのっていいなぁとつくづく感じました。体験に勝るものはないですね。
このプログラムやキットについての詳細は、こちらをご覧ください。
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もちろん、本物のミナミハンドウイルカと泳げるプログラムもありますよ。私も御蔵島のイルカに会いにいきたいな。
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