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2010年5月27日木曜日

フリーダイビング講習会に参加!

こんにちは。茂木です。少し報告が遅れましたが…先月末、横浜国際プールで開かれた、フリーダイビングのプール講習会に参加してきました。
「フリーダイビング」と聞いて、思い浮かぶのはやはりジャック・マイヨールでしょうか。彼を描いた作品『グランブルー』には、私自身も多大な影響を受けました。イルカと海で潜ってみたい!と思ったのもコレがきっかけです。最近では、日本の篠宮龍三選手などの活躍が話題となり、「フリーダイビング」自体が以前に増して脚光を浴びてきているように思います。しかしながら、人間が100mを超えるような深度まで到達できるのが不思議でなりません。チャンスあらば、私もプロの方に教わってみたい!と思っていたところ今回のようなチャンスが。簡単ながら、その様子をご報告します♪
まずは座学。フリーダイビングの基礎知識と、安全管理などについて学びました。フリーダイビングとは何か?効果的な呼吸方法とは?息こらえをするのに有効なトレーニング方法は?フリーダイビングはどこで教わることができるのか?など。そして講師の野口さんによる横隔膜のコントロール方法の解説が!ここでは聴講者から感嘆の声があがりました。
横隔膜のストレッチについて、「息を吐ききったあと、横隔膜を引き上げると横隔膜が柔軟になります」と体を張って説明してくれている野口さん。
実は彼、水深60m以上潜り、スタティック(息こらえ)では6分以上の記録をもつフリーダイバーです。引き締まった体が、なんともセクシーでした笑。

その後、25×25×水深5mのダイビングプールを貸し切り、実技講習へ。フィンワークと効率的な潜行方法について2時間の講習を受けました。


まずはジャックナイフで潜行後、ボトムに手をついてフィンキックの練習。これで、キックの芯がぶれているかどうかがわかるのです。ということで、講師の菅さんがデモンストレーションを。バランスがとれていてとても美しいです。菅さんは、昨年度のフリーダイビング世界大会の選手です。
実際マネしてやってみると…ジャックナイフで潜ろうとすると軽く回転してしまうなど、少々おぼつかない感じでした。

次は25mをフルに使い、基本のフィンワーク。なるべく膝を曲げないようにして、上半身を水平にして進む練習でした。こちらは先にも出てきた野口さんが指導してくれました。

またこの日は、スピアフィッシングの講習会も並行して行われました。「自然の中に生きるということを体感できる“魚突き”という素晴らしいアウトドアスポーツを、ルールを守り、安全に楽しく行なおうと活動する『日本スピアフィッシング協会』から、魚突きにまつわるルールや安全管理、酸素を浪費しにくい無駄のない潜行方法などの説明がありました。

「魚との出会いを多くするためには、水中に長く留まることが必要。ちょっとした工夫でもっと多くの魚に出会えます。できるだけ心拍数を上げないように、ゆっくり潜行してみましょう」と語る代表の丸山さん(右)。

ざっくりではありますが、以上のような内容で実施された講習会。今回はたくさんの参加者がいらっしゃいました。
改めて呼吸を意識してみると、自分の精神状態がわかったり。それもいい経験でした。呼吸はヨガなどにも繋がってきますよね。無駄な力を抜き、落ち着いて潜行するときは心拍数も安定し、自然とキレイに潜れているように感じます。逆に余計な力を入れてしまうとバランスが崩れてすぐ苦しくなってしまう。
今回は海や素潜りに関する知識が深められ大変ためになりました。今後海に行った際には、時々意識してジャックナイフの練習などもやってみようと思います。

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