こんにちは、茂木です。
みなさんは、もう今話題の映画『オーシャンズ』はご覧になりましたか?実は私、先週末観に行っちゃいました。いろんなところで、「これまでにないスゴイ映像」と宣伝されていたので、どれほどのものか早く観たかったというのが正直なところです。
実際は、やっぱり凄かった!これは大スクリーンでみたほうがいいですよ。
ストーリーは、大きく分けて、生物のもつ不思議な生態と、近年の海洋環境問題の2つの視点から構成されています。
映像的には、特に、最初に出てくるまさに恐竜のようなウミイグアナや、シロナガスクジラの全姿、ホオジロザメとダイバーの併走シーンなどに驚かされました。つい「うわぁ~!!」と声が出てしまいそうな場面がバンバン繰り出すので、海好きなダイバーは要注意。心の準備が必要です。個人的には、マントをまとったようにして海面を泳ぐ、ムラサキダコにひかれてしまいました。島根で撮影したらしいですが、いつか見にいきたい!佐渡のコブダイも、迫力ある映像で光っていました。それから、セイウチの母親が仔を抱くシーンには、ウルウルきてしまいました。海棲ほ乳類で、子どもを抱っこするのは他に思いつかない。母セイウチの深い慈愛に感動です。
他に印象に残ったところとしては、サメ漁のシーンで、漁師がサメのヒレだけを切って、まだ呼吸の絶えないサメを海に放り投げるところや、網にかかったイルカなどの生物の顔の表情が映し出されるところなどです。人間のエゴでどれだけの生きものが犠牲になってきたか、考えさせられます。
全体的に、海のもつ明暗を感じられる作品だったと思います。見終わったあとは、より海を知りたくなりました。そして、改めてダイビングで水中世界を垣間見れるシアワセを実感しました。『オーシャンズ』、何かが残る、ステキな映画ですよ。
コチラから、メイキングシーンなどがご覧になれます。
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