2010年8月12日木曜日
大哺乳類展「海のなかまたち」を見学☆
こんにちは、茂木です。
先日、科博の大哺乳類展「海のなかまたち」を見学してきました~。
平日行ったのに、展示フロアはお客さんでいっぱい…。
じっくり見たいけど、そうもいかない。
あと2回くらいは行かないと、納得できなそうな感じ…(汗
と思いながらも一通り見学してきましたので、
今回は印象的だった一部分をご紹介。
まずはコレ!
世界最大の生き物、シロナガスクジラの全身複製骨格標本です。
全長25m。骨だけでもかなりの迫力。ワンダフォー!!
続いて、骨格でビックリしたのが、オウギハクジラの仲間。
上の写真の個体は、ハッブスオウギハクジラの♂。
下アゴから、大きな歯が1対上に向かって突き出ているのがわかりますでしょうか?
完全に上あごにかぶさっていますよね!!
実はこのクジラ、成長したオスには写真のような歯が生えるのですが、
メスや若い個体には生えません。ところがドッコイ生きている。
主食はイカでほぼ丸のみするから、歯がなくてもとりあえず問題ないのでしょう。しかし、変な形をしてますね~。
オスの歯は、メスをめぐってオス同士が争うときなどにも
使われるそうですよ。
とにかく、骨格の展示はかなり充実してました。
骨からわかることもたくさんあるので、
一見の価値ありです。
一方、絶滅の危機のある生物を紹介するコーナーでは、
衝撃的な標本を発見。ジュゴンの胎児標本です。
ホルマリン漬けになってしまってかわいそう…。
こんなに小さな個体は、初めて見ました。ちょっとグロテスクですが。
そして鯨類に付くフジツボ類。
よく見ると、こんなにいろんな種類がいるのですね~。
面白い。ちょっとハマリそうです…。
その他ストランディング研究のコーナーでは、
座礁したカズハゴンドウの頭骨約100点を一堂に展示していたりも。
サーファーなど人間が座礁したクジラを救助しようとする映像が
上映されたりもしていました。
鯨類がなぜ座礁してしまうのか?その原因はよくわかっていません。
いろんなことを考えさせられるコーナーでした。
見終わったら、お土産売り場のチェックも忘れずに。
本からオリジナルグッズまで、
かなり欲しくなっちゃうものがズラリ並んでます。
以下、大哺乳類展「海のなかまたち」の詳細です。
ぜひご覧あれ!!
開催日時:2010年7月10日(土)~9月26日(日)※休館日を除く
9:00~17:00(金曜日のみ20:00まで)
休館日:7月12日(月)、9月6日(月)、9月13日(月)
会場:国立科学博物館 東京上野公園
主催:国立科学博物館、朝日新聞社、TBS
入場料:一般・大学生 (当日券:1,400円/前売券:1,200円)
小・中・高校生(当日券: 500円/前売券: 400円)
URL:http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2010/mammal/umi/index.html
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