8/7(土)、8/21(土)と、認定NPO法人 ふるさと東京を考える実行委員会主催の「東京湾海水浴場復活プロジェクト」に参加してきました。今回会場となったのは、葛西臨海公園・西なぎさです。
東京湾と聞くと、あまりきれいなイメージはないですよね…。でも濁った海で遊ぶ子どもたちを目の当たりにすると、単純に「もっときれいな海で遊んでほしいな」って思います。
もしみんなが東京湾をきれいな海にしようと努力したら、きっと環境は変わると思います。汚しているのも人間なわけだから。その対策は油や食べ残しを水道に流さない、みたいなことから、ボランティア清掃に参加するなどいろいろあると思いますが、まずは東京湾について知ることが大事なのではないでしょうか。
昔は東京湾でこんなことができた、今も東京湾にはこんなたくさんの生きものが棲んでいる、などちょっとしたことがきっかけで意識は変わると思います。
当イベントでは、東京湾の今昔を知れるさまざまなプログラムが実施され、たくさんの方が集まりました。
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東京湾の生きものタッチプール。アカヒトデやドチザメがいましたが、中でもマダコのタッチングが大人気でした。吸盤は思いのほか強く吸い付き、みんなビックリ。
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水質調査。西なぎさの海水は、海水浴ができる基準を満たしているか?大腸菌は大丈夫か?透明度、塩分濃度はどれくらいか?なんてことを調べ、解説員が説明してくれます。
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投網体験。投網名人に投網の投げ方を教えてもらえる貴重なコーナー。こうして漁を行うんだな~、といい体験になります。親子で参加して、お父さんの方が本気になってしまう一幕も。私もなんとか投げられるようにはなりましたが、投げた網がきれいな円形に広がるまでには、まだ修行が必要そうです…。
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夏の風物詩。みんなで楽しくスイカ割り~。親が掛け声係で、子どもが割る係。親子の連携プレーで挑みます。
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東京湾の生物解説で。
葛西の海で多く見られたのは、ケフサガニ、コメツキガニ、シオフキ、マテガイ、ボラ、アカエイなどでした。
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珍しいところでは、「ニホンスナモグリ(写真上)」や「オサガニ(写真下)」など。「ヤマトオサガニ」は結構見られるようなのですが、「オサガニ」はレアだとか。きれいな砂地がないと駄目みたいです。
その他、ソトオリガイ、アサリ、マメコブシガニ、ヒライソガニ、アカオビシマハゼ、マハゼ、ゴカイ、アカニシの卵塊などが見られましたよ。
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この辺は、アサリやハマグリが育つにはやはり塩分濃度が安定しなく、水温も高いので厳しい状況のようです。
今回は親子で参加されている方が多かったのですが、帰る頃にはみんな笑顔になっていました。自然の中で親子で何かを共感できるって、素晴らしいですよね。いろんな気づきがある楽しいイベントでした。
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