こんにちは、茂木です。
先日、私が以前勤めていたアクアマリンふくしまに遊びに行ってきました。
というのも、新施設の「アクアマリン えっぐ」を見学したかったためです。
ここにはなんと、釣り堀が併設されています。ぜひ私も釣り体験したかったのですが、訪れた日がお盆中だったこともあり、釣り堀スペースは、家族連れなどでいっぱい。待ち時間が2時間前後も…。なので今回は諦めて見学しました。
夏休みのように混雑する時期や、土日祝日には決まった時間に釣りができる当日予約券の発行も行っているようです。これなら遠方から来ても、時間を有効的に使えていいですよね。
何が釣れるかというと、マアジ!しかも自分で釣ったアジを、担当スタッフがフライにしてくれ、その場で食べられるんです。混んでいない時期は、さばき方のレクチャーもしてくれるそうですよ。「命を食べる」ということを体感できるプログラムで、こういうのはとっても良いな、と感じました。時期によってはギンザケなども釣れます。
それから、この子ども向け体験型施設である「アクアマリン えっぐ」の中には、生きものの生と死をテーマにした展示があります。
カエルの死体が展示されていて、生きものが死ぬと他の生物に利用されるということを観察できます。上の写真で白い綿のようなものの上にある茶色の物体がカエルの死体です。自然界の営みについて考えさせられますね。死体を見て単に気持ち悪いと思うのではなく、命についてもう一度考えてみてはいかがでしょうか。一方、サメの卵の中で赤ちゃんが動いている様子や、卵から孵ったキンカチョウ(鳥)などの展示もあり、こちらでは生を受けるということを学ぶことができます。
その他、他館では見られない変わった生きもの展示も。
上の写真は、「アバチャン」。名前も変だけど、見た目も奇妙。北海道などの冷たい海域に生息するビクニンの仲間です。本館のオホーツク海のコーナーで見られます。当館では、自家採集した個体を長く展示していてスゴイですね!
そして、めったにお目にかかれないギンカガミ。とってもユニークな形をしていますよね。こちらは潮目の大水槽「黒潮水槽」のほうで展示されています。
昨今、シーラカンスの研究や斬新な展示で世を沸かしている当館。新施設が加わってさらにパワーアップしました。ホント1日遊べる空間です。ぜひ遊びに行ってみてください。
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