さて突然ですが、みなさんは『釣りキチ三平』の実写版映画は観ましたか?あの『おくりびと』の監督・滝田洋ニ氏の話題作で、現在も上映中です。この映画で渓流を舞台に、天才釣り師が釣り上げる魚たちこそ、今回私が観察の的とした魚、イワナやヤマメ。自然光を浴びた体色がなんともきれいな魚です。
観察エリアは、長野と群馬の県境辺り。先月も同じ渓流で潜ってみたのですが、1ヶ月経つとだいぶ様子が変わっていました。一番の違いは、今回は魚がたくさんいたこと!「え!?」と思う方もいるかもしれませんが、先月はウグイの幼魚くらいしか出会わなかったのです…。そのため唯一豊富に存在した水生昆虫をじっくり見るといった、かなりシビアなダイブを敢行したわけで…。しかしながら、その時は魚の餌となる虫類がこんなにいるのだから、きっと水温が上がってくれば渓流魚が現るはず!と感じました。そして今回、狙い通り「ヤマメ」をたくさん観察することに成功。イワナは見られなかったけど、ヤマメについては幼魚~若魚が見られ、ウグイは婚姻色が現れている成魚が群れていました。アユも姿を見せましたが、今回は特に多かった「ヤマメ」の動画を載せてみます。まだ7~8cmの個体が、流れに逆らって泳ぐ懸命な姿が見られます。この流れ、結構強いんですよね…。ちょっとシュールな映像ですが、清涼感は多少なりとも感じられるかと。。
渓流はそろそろカジカガエルがきれいな声で鳴き始め、いろんな生きものが活動するいい時期になるので、楽しみです。
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