昨日の日曜日はいい天気でしたね。外はポカポカでまさに海日和♪ ってことで、私は海洋生物の研究者の方とともに、三浦半島・油壺近くの磯に行ってきました。今回は潜らず、胴長で潮間帯をじっくり観察。春の風物詩がたくさん見られましたよ。
いい感じに潮が引いています。
そこかしこに、アメフラシ。もういいよ、ってくらいたくさんのアメフラシに出会いました。もちろん黄色い卵塊(海ゾウメン)もいっぱい。ちょっと珍しいところでは、連鎖交尾行動が見られました。(上の写真は陸から水中を撮ったものなのでわかりにくいですが…)何匹かの個体が縦に連なって交尾をします。巨大アメフラシか!?と思いきや、連鎖交尾でした。
アメフラシは雌雄同体で、頭部に雄性生殖孔、体中央部に両性生殖孔があるんですよね。よって、一番前の個体がメス役になり、一番後ろの個体がオス役で交尾する不思議な生態をもちます。中間の個体は前身がオス役、後身がメス役として機能…スゴイ繁殖力なわけですね。アマクサアメフラシも結構な数いました。
ウミウシ類では他に、ムカデミノウミウシ、サガミミノウミウシ、アオウミウシ、キヌハダモドキなどが見られました。特にムカデミノウミウシとサガミミノウミウシのコラボは春らしくて、うっとりしてしまいました。
その他見られた生物は、アカクラゲ、イトマキヒトデ、ヤツデヒトデ、ヘビギンポの幼魚、アゴハゼ(幼魚含む)、カエルウオ、イソカサゴの幼魚、クサフグ、ウメボシイソギンチャク、ミドリイソギンチャク、ヨロイイソギンチャクなど。
次の大潮には、今度はシュノーケリングで浅場観察したいなぁ(やっぱり水に入りたい)…と思うのでした。
次の大潮には、今度はシュノーケリングで浅場観察したいなぁ(やっぱり水に入りたい)…と思うのでした。
番外編-海辺で、日なたぼっこしていたネコに癒されました-
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