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2011年2月18日金曜日

映画『レイチェル・カーソンの感性の森』試写会。


こんにちは、茂木です。
この度、私が敬愛する海洋生物学者であり作家の、レイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』が映画化されたということで、試写会に行ってきました。

『センス・オブ・ワンダー』は、初めて読んだとき、なんて美しい本なのだろうと感動し、それから私の本棚の一番手に取りやすいところにおいてある大切な本です。

本書を読むまでは、世界で初めて農薬などの化学物質が環境に与える危険性を告発した『沈黙の春』が私のバイブルでした。この本はご存知の方が多いかと思います。でもこの『センス・オブ・ワンダー』を読んで以来、バイブルがそれへと変わりました。彼女が持つ自然に対する繊細な感覚に心奪われ、自分もそれに近づけるよう、心がけてきました。彼女から受けた影響は大きいのです。
今回映画化されたことを知り、これは観なきゃ!と思いました。生きている彼女に会えるような気がして、ドキドキしながら鑑賞しました。



この映画は、とてもシンプルでストレートな構成です。カーソンが余生を送ったメイン州の海岸にあるコテージで、主演女優のカイウラニ・リーが語るシーンが大半となっています。椅子に座りながら、自身のこと、自然の美しさなどを切々と語ります。シンプルゆえメッセージ性が強く、彼女の口から紡がれる一つ一つの言葉が、直球で心に入ってきます。

中でも私のお気に入りのシーンは、カーソンが甥のロジャーと共に、海岸生物と触れ合うシーンです。自然と向き合う静かな時の流れを感じることができて、とても好きです。
海のにおいや、鳥のさえずり、木々のざわめきが感じられる場面も多々あり、心地よくリラックスできます。

主演女優のカイウラニ・リーは、これまで18年もの間、カーソンのメッセージを伝えようと、一人芝居でカーソンの最後の1年を演じてきたそうです。日本では、2005年の愛知世界万博で上演されました。それを今回映画化するにあたり、彼女は細かい表現などを監督に修正されながら演じきりました。

何度か『センス・オブ・ワンダー』を読んでいる私は、カーソンのイメージがすっかり出来上がっていたのですが、映画を見終わり、リーがカーソンだったのではないか、と感じるくらいぴったりなイメージだと思いました。



「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。
―レイチェル・カーソン。
『センス・オブ・ワンダー』の中に出てくるこの言葉に、彼女が伝えたかったことのすべてが含まれているように思えます。

それは「自然と触れ合えば皆、自然と恋に落ちる。」というカイウラニ・リーの言葉にも通ずるものだと思います。
自然と直接触れ合うことが、自然を守る一番の近道ということ。私も普段海にいるとき、いつも海に「ありがとう」と思います。そういう気持ちは、直接触れ合わないと、わからないことなのかもしれません。なにげなくそこにある自然を愛おしいと思えるだけで、どれだけ生きることが楽しくなることか。

"「センス・オブ・ワンダー」=自然の美しさや神秘さに目をみはる感性" を忘れないで生きてゆこう、と改めて感じています。
海や環境に興味がある方は、ぜひ観にいかれてくださいね。

映画『レイチェル・カーソンの感性の森』公式ホームページ
http://www.uplink.co.jp/kansei/

(2008年/アメリカ/カラー/16:9/HD/英語/55分)
監督:クリストファー・マンガー(『ウェールズの山』、『ガール・フロム・リオ』)
脚本・出演:カイウラニ・リー/プロデューサー:カレン・モンゴメリー、カイウラニ・リー
撮影:ハスケル・ウェクスラー
配給・宣伝:アップリンク

2011年2月26日(土)より
渋谷アップリンクほか、全国順次公開

渋谷・劇場マップ

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